6歳の下の子が、学校から「ミッケ!」という絵本を借りてきました。
「ウォーリーをさがせ!」とかと系統的には近いですかね。
雑多にモノが敷き詰められている写真が載っていて、その横に
「青い星を3つ」とか
「大きいうさぎはどこ?」みたいな質問が書かれており、それに対応するものを見つけ出す、というような遊びの本です。
これがなかなか、思考の死角をついてくるような隠れ方をしていて、大人でも難しかったり、かと思えば6歳の子があっさり見つけたり、面白いんですよ。
週末に家族みんなで夢中になってしまいました^^
私はもともと思考型のゲームやパズルのようなものも好きで親しんでいるので、こういうの大好きなんですよね。
(小学生くらいの頃「頭の体操」というシリーズを夢中でやったものでした。
ちょっと違いますが、その後ブームになったゲーム・ブックにもハマりました。)
でも中には、ど~~~~~~~~~しても見つからない物があって、
「くそう、ダメだ!保留!!」
ってなったものがいくつかあったんですけど……
不思議なことに、翌日再チャレンジしたら、昨日あんなに探しても見つからなかったものが、あっさり見つかったりするんですよね。
集中して夢中になることはすごい力がありますが、時に知らず知らず視点が煮詰まってしまって、見えるものも見えなくなってしまう、ということもあるようです。
探しものを諦めたとたんに見つかることも……なんて歌詞もありましたが、そういった経験はきっとあなたにもあると思います。
これ、サイトの文章でもあることなんですよね。
夢中になって力を入れて書いて、しっかり推敲して、よしできた!
と思っても、知らず知らず「ここはこのことを言っていることは伝わっているはず」なんて独りよがりになって、言葉足らずになってしまっていることがあります。
また、ケアレスミス的な誤字脱字も、「あんなに読み返したのに??」とびっくりするくらい、残っていることがあります。
一般的には、知り合いに見てもらうとか、お金を払って校正チェックしてもらう、という方法が良いとされています。
それは確かにそうなのですが、私のようにぼっちでアフィリエイトしている(むしろしていたい)人間には簡単ではなかったりしますよね。
そんなな時……まあサイトはアップしてしまっていていいのですが、日を開けてリフレッシュした頭で自分で読み返すだけでも、死角に気づけることが多くあります。
ミッケ!の青い星があっさり見つかるように。
一生懸命考えて、推敲を繰り返した文章ほど、思考のデッドスポットができていることがあります。
頭が柔軟な時に、自分の文章を読み返してみましょう。
と、自分への戒めも兼ねて、記事にしてみました。
P.S. ちなみに、本業で漫画を描く時にもよくあります。のたうち回りながらひねり出しても表現できなかったことが、よく寝て頭をリセットしてから見たらすぐにいいアイデアを思いついたり。
「これ面白え!」って思ったネタが、見返したら「これじゃ違う風に伝わっちゃうじゃん!」と気づいたり。
見返すの重要。
あと、よく寝るの重要(笑)。